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13. カリフォルニアの学校に入学するための保健手続き

 

カリフォルニア州の学校(kindergartenからhigh school まで)に入学(転入を含む)するためには、その学年に応じて、法律で定められた一定の保健手続きを経る必要があります。これは各々の生徒の健康を守るとともに、各種感染症の学校での蔓延を防ぐという目的があります。必要な手続きは、1)健康診断、2)結核予防、3)予防接種、に分けられます。以下にその概要を説明しますが、詳細についてはお子さんの主治医の先生にお問い合わせください。カリフォルニア州の多くの学校では、入学に必要な保健手続きは基本的に同じはずですが、お住まいのあるcounty、学校区(school district)あるいは個々の学校により、詳細が異なる可能性がありますので、必ずご自身で確認されることをお勧めします。また、カリフォルニア州の学校入学のための保健手続きを、”CA学校入学保健マニュアル”としてまとめてみましたので、ご利用ください。


1)健康診断について

・ Grade1への入学時に、“学校入学のための健康診断書(Health Examination For School Entry: Form PM171A)を学校に提出する必要があります。このフォームは、入学を希望する学校、各学校区(school district)のオフィスの他、州政府のサイトからも入手できます。

・ この診断書を用意するために、Kindergarten入学の6ヶ月前(2月1日以降)から、Grade1の開始後3ヶ月以内(12月1日まで)に、医師の健康診断を受けなくてはなりません。期日を過ぎても診断書の提出がない場合には、退校処分になることもあります。


2)結核予防について

・ カリフォルニアの学校に入学する生徒は、ツベルクリン反応(以下ツ反)を必ず受けなくてはなりません。

・ この検査は、Kindergartenへの入学あるいは転入前の18ヶ月以内、海外を含めたCounty外からGrade1-Grade12に転入する場合には、その前6ヶ月以内に行われなければなりません。

・ ツ反はMontoux法で行われ、接種後48時間から72時間以内に判定されます。接種日、判定日、判定者、mmで表示した反応の大きさの記載、および医師のサインが必要です。

・ ツ反の判定基準が日米で異なることに注意が必要です。日本では注射部位の発赤の大きさ、アメリカでは硬結の大きさが判定に用いられます。従ってアメリカでは、発赤のみでは陽性と判定されません。

・ 以前ツ反が陽性であったことのある生徒、および新たに陽性と判定された生徒は、最近6ヶ月以内の胸部X線の結果を提出しなければなりません。

・ ツ反が陽性であった場合には、胸部X線にて活動性肺結核が否定された場合にも、抗結核薬の予防投与を受けなくてはなりません。以前にBCG接種の既往があっても同様です。アメリカでは一般に、BCG接種によるツ反の陽転は5年以内に消失すると考えられています。但し、1年以内にBCG接種が行われていた場合には、1年後にツ反の再検査をし、予防投与が必要かどうか改めて判定することが認められています。

・ 抗結核薬の予防投与が必要な場合、血液検査により肝機能の異常などが否定された後に、担当医師が薬を処方します。15才未満の生徒では一般に9ヶ月間、15才以上では6ヶ月間の内服が勧められています。対象者が指示に従い予防内服をしているかどうか、CountyのHealth Departmentが無作為に選択し、home visitやpharmacyへの問い合わせなどにより調査することがありますので、注意が必要です。


3)予防接種について

・ カリフォルニア州の学校に入学(転入を含む)する場合には、その学年に応じて、規定の予防接種(CA学校入学保健マニュアル、表1、表2参照)を終了していることが必要です。

・ カリフォルニア州内の学校であれば、公私立にかかわらず、必要とされる予防接種は基本的に同じです。予防接種歴は、医師が用意し個人が所有するフォーム(CA Immunization Record, いわゆるYellow Card)や、学校側が用意し保管するblue CA School Immunization Record (CSIR, Form 286B)に記載されます。Form 286Bの様式は、州政府のサイトにて見ることができます(Form 286B)。

・ Kindergarten入学者ならびに海外からの入学者は、個人の予防接種記録(Private Immunization Record)を提出します。この場合、必ず通学開始前に記録を提出する必要があります。例外は認められません。

・ 州内の他の学校や他州からの転入者は、個人の予防接種記録か、あるいは前の学校の予防接種記録(School Immunization Record)を提出します。この場合、通学開始後30日以内に提出されなければなりません。

・ 同一学区内で進級する際には一般に予防接種記録を提出する必要はありませんが、例外としてGrade 7への進級者は、学校の記録(blue record)を更新するために、個人の予防接種記録を提出する必要があります。

・ 特例として、宗教や私的な信念により予防接種を拒否することが許されることもあります。また医学的な理由により予防接種が適当でないと判断された場合には、医師がその由を予防接種記録に記載します。これらのケースでは、感染症が蔓延した場合、ただちに休学するよう学校より勧告されます。

・ 複数回の接種が必要なワクチンで、現時点で回数の不足している場合、規定のスケジュール(CA学校入学保健マニュアル、表3参照)に従い、期間内(due)に接種を完了するという条件で入学が認められることもあります(Conditional Admissions)。

4)その他

・ 低所得者のために、無料あるいは低料金で健康診断や予防接種を受けることのできるプログラムが各Countyに用意されています。詳細については、お住まいのCountyのHealth Departmentにお問い合わせください。

 

 
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