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骨粗鬆症を早期に見つけるために

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骨密度(Bone Density)とはカルシウムなどの骨のミネラル成分(骨質)をX線撮影像の単位面積あたりの量として評価する指標です。年齢、性別、人種などの背景を考慮して、全体の平均値からの相対的偏りの程度として計算されます。

人の骨量は年齢とともに変化します。女性では初潮が始まる頃に骨量の増加が著しく、18歳ぐらいでピークになります。男性では20歳頃に最大骨量となります。その後男性、女性ともに40歳前半頃までは横ばいないし少しずつ低下しますが、それ以降骨密度は目に見えて減少し始めます。特に女性では閉経を迎えると骨密度が急減します。男性でも高齢になると骨量低下が見られるようになります。加齢に伴う骨量の減少は、1)骨形成を行う骨芽細胞の機能低下、2)腸管からのカルシウムの吸収の低下、3)体内のビタミンDの低下、4)閉経によるエストロジェンの欠乏などが関係しています。

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骨密度が低下して骨が脆くなると、骨折を起こしやすくなります。高齢者などで骨量減少による骨粗鬆症があると、転倒などをきっかけとして骨折を引き起こすリスクが高くなります。高齢者が起こしやすい骨折には、大腿骨頸部骨折、脊椎椎体圧迫骨折などがあり、これらはいずれも身体の支持や移動に重大な支障をきたすため、寝たきり老人となってしまうことが少なくありません。

高齢者ばかりではありません。骨密度が低下すると、まず背骨や腰に慢性的に鈍い痛みを感じることが多くなります。骨質の低下が進行すると、刺すような痛みを感じるようになります。脊椎症と呼ばれる骨の変形のために神経が刺激されるためです。さらに骨密度の低下が進むと最終的には脊椎の圧迫骨折をきたし、腰や背骨が曲がり日常生活に支障をきたすようになります。従って慢性的な腰部や背中の痛みは、骨粗鬆症の黄信号かもしれません。

骨密度検査を受けると、腰痛などの自覚症状を生ずる前に骨粗鬆症の変化を早期に発見することができます。骨密度検診により骨量の異常な減少を発見できれば、適切な対策を講じることによりその進行を防ぐことができます。腰背痛や脊椎変形の防止ばかりでなく、高齢になってからの骨折による四肢の機能低下、歩行障害、寝たきり状態などを予防することにもなります。

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骨粗鬆症の90%は原因のはっきりしない原発性骨粗鬆症ですが、骨密度の検査を受けることにより、原因の明らかな続発性と呼ばれる骨粗鬆症をきたす内科的な疾患が見つかることもあります。この場合には、原因疾患を治療することにより骨粗鬆症も回復させることができます。

骨密度検査により骨量の低下が見つかった場合には、カルシウムやビタミンDの摂取を増やす、適切な運動を毎日心掛けるなどの生活習慣の見直しが基本ですが、そればかりではなく現在ではビスフォスフォネート系などの優れた治療薬があり、その内服により積極的に骨粗鬆症への進行を遅らせることができます。

骨密度検査により骨粗鬆症の兆候を早期に発見し、若いうちから骨強化対策を立てることは、高齢になってからの生活の質(Quality of Life)を確保するためにも大切なことです。

 
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